この漢、バスヲタにつき。

今日から若槻線・日赤線・大豆島線でBDF(バイオディーゼル燃料)を使用する実験車両が走り初めます。

BDFはスペック面での専用車両を必要としない汎用性の高い燃料ですが、現状では大量生産出来ないため対象車両は1台です。

その対象車両は、若槻営業所所属の40500号車(ナンバーは長野200　か　･5 00)で、元東京都交通局の日野[U-HT2MLAA改]ブルーリボンです。
型式名の「～改」は転入時には既についていたもので、今回のBDF実験には関係ありません。



↑この車両が40500号車です。
今月前半に撮影したものですが、この数日後に運用を離れ、専用のラッピングが施されました。
フロントはアルピコ顔のままですが、サイド・リアは真っ青なラッピング化されています。

見たらイッパツで分かる車両です。早く見てみたい・・・・♪

今回実験に使用するBDFはアルピコグループのスーパーや飲食店から出る油(揚げ物を揚げた後の残り油)から精製されます。
グループ内で再利用するという分かり易さがウリですね。
製造コストを考えれば軽油のほうがだいぶ安価ですが、それでも実験に踏み切ったアルピコはエライと思います。

ただ、バイオガソリンの場合このような問題もあるので、バイオディーゼル燃料も本当に環境に良いのかは分かりませんね・・・・
その部分でも研究が進む事を願います。