この漢、バスヲタにつき。

2019年秋に長野バスターミナルの窓口機能が終了して以降、
長野BTで待機する松本線など県内向け各路線の運行経路が変更になりましたね。

これまでも県内高速路線の長野市中心部の運行経路は細かく変化してきました。
ザックリと記憶を辿って書いてみようと思いますが、違ってるかもしれませんｗ

・長野駅非経由時代
　長野発　長野県庁→(昭和通り)→昭和通り⑤→(中央通り)→末広町→(BT通り)→長野BT→丹波島橋南→・・・・
　長野着　長野県庁←(昭和通り)←昭和通り④←(中央通り)←末広町←(BT通り)←長野BT(北側)←丹波島橋南→・・・・

長野駅に乗り入れていなかった時代の運行経路です。
朝晩を中心に末広町で多数の乗客がバスを待っていました。

・長野駅経由化後
　長野発　長野県庁→(昭和通り)→昭和通り⑤→(中央通り)→長野駅⑦→(BT通り)→長野BT→丹波島橋南→・・・・
　長野着　長野県庁←(昭和通り)←昭和通り④←(長野大通り)←長野駅⑦←(長野大通り)←長野BT(ギャラリー82前)←丹波島橋南→・・・・

末広町交差点を真っすぐ南下し、狭隘路を走る事で長野駅7番のりばに入線するようになりました。
この時に長野行は長野BTの南側を通るようになり、上下便で経路が変わりました。

・県庁内バス停廃止後
　長野発　県庁前③→(昭和通り)→昭和通り⑤→(中央通り)→長野駅⑦→(BT通り)→長野BT→丹波島橋南→・・・・
　長野着　県庁前④←(昭和通り)←昭和通り④←(長野大通り)←長野駅⑦←(長野大通り)←長野BT(ギャラリー82前)←丹波島橋南→・・・・

長野県庁敷地内のバス停(係員常駐)が廃止となり、県庁前交差点にあるバス停に発着するようになりました。
回送経路的には県庁前交差点を右に曲がるか左に曲がるか程度の差しか無かったので
そこまでの大きな変化ではなかったかもしれません。
しいて言うならバス停に屋根が無かったのが不便でした。

・昭和通り始発化後
　長野発　昭和通り④→(昭和通り)→県庁前④→(県庁通り)→長野駅⑦→(BT通り)→長野BT→丹波島橋南→・・・・
　長野着　県庁前④←(昭和通り)←昭和通り④←(長野大通り)←長野駅⑦←(長野大通り)←長野BT(ギャラリー82前)←丹波島橋南→・・・・

昭和通りを始発とし、県庁で左折して県庁通りに入ったら一度長野BTを通過して長野駅に行き、
改めて長野BTにて客扱いをするという一番カオスな運行経路でした。
中央通りを通らなくなり、上り・下りで経由順が変わったのもこの時からです。

・長野駅始発化後
　長野発　長野駅⑦→(長野大通り)→昭和通り④→(昭和通り)→県庁前④→(県庁通り)→長野BT→丹波島橋南→・・・・
　長野着　県庁前④←(昭和通り)←昭和通り④←(長野大通り)←長野駅⑦←(長野大通り)←長野BT(ギャラリー82前)←丹波島橋南→・・・・

長野駅を始発とし、ぐるっと回ってから長野BTに入線するようになった現在の運行経路。
逆J型で、長野駅から松本までの所要時間は延びてしまいましたが、
経路の無駄は非常に少ないパターンだと思います。尚、長野行は変更無し。

今の運行経路では従来ではありえなかったシーンが撮れるようになりました。


18119号車　2TG-RU1ASDJ　2018年式　アルピコ交通松本電鉄　松本営業所

「特急　松本」を出して長野駅前を直進していく高速バスです。
各地から帰って来て長野駅より先にまだ経由バス停がある便の直進は当たり前なのですが、
長野駅7番のりばから各地へ出て行く高速バスは従来必ず長野駅前を左折していました。
真っすぐ出て行く高速車というのは期間限定の戸隠線特急や長野マラソンの迂回ぐらいのものです。

撮れるようになったシーンがあるという事は、撮れなくなったシーンもあります。
個人的には営業便も回送便も効率よく撮れた末広町交差点＝長野BT通りを
県内高速バス車両が全然通らなくなったという事で今回の経路変更を実感しています。
今だと営業便は白馬線のExtra Lineだけでしょうか？
回送も長野BTから東口へ向かう車両とExtra Lineの送り込みぐらいで、頻度も低いです。

こうやってバスの走る景色だけでなくバスが走っているかどうかも移り変わっていくので、
日頃の記録は大事だなと感じています。