2022年04月30日

トイレ無し100番台高速車

アルピコ交通の新社番においては百の位が「0」の高速車はトイレ付県外車、
「1」の高速車はトイレ無し県内車のような扱いとなっています。
「0」では4列シートの昼行車や独立3列シートの夜行車、偏心3列のプライムなど、
トイレさえ付いていれば色々な車両が分け隔てなく順番に登録されていきます。
いっぽう、県内車であれば差が無さそうなイメージを持たれるかもしれませんが
百の位「1」の車両も実にユニークです。

何と言っても、最初に登録された2台がいきなりイレギュラーでしたからね。
さわやか信州号のトイレ無しレギュラー便の専用車両として
アルピコ交通東京営業所(当時)に13101・13102号車が導入されました。
最初の2台がいきなり県内車じゃないんですよねw
今は長野支社に転属していて県内車として使われています。

それ以降の車両は基本的に県内用です。新島々に導入された観光路線用も含まれます。
これらは45+10=55名が基本となっていますが、一部に定員60名が存在しています。
また、貸切用の700番台から1台だけ改番された15194号車がいて、
これは元の仕様の都合で45+8=53名です。サロンは今でも回るのでしょうか?
旧社番から改番された車両達の中にはもっと変なのが居ましたけどね、
最初から新社番で導入された車両はここまでに示した3タイプです。

やはり注目なのは最初の2台でしょう。
13101・13102号車の定員は44名。補助席無し。
3台目以降でこの数字の車両は存在しません。

定員がよく分かる画像を撮ってきました(謎

17114、アルピコ、セレガ、松本営業所
17114号車 QTG-RU1ASCA 2017年式 アルピコ交通松本電鉄 新島々営業所

13102、アルピコ、セレガ、松本営業所
13102号車 QRG-RU1ASCA 2013年式 アルピコ交通川中島バス 長野営業所

前から撮ってみると実によく分かる部分があります。

17114、アルピコ、セレガ、松本営業所
(17114号車)

13102、アルピコ、セレガ、松本営業所
(13102号車)

13102号車には最後列の中央席が無く、後ろの壁が見えていますね。
つまり、1列目から11列目まで、全て2+2列配列となっています。
この座席配列はアルピコではこの2台のみの特殊な仕様です。
運賃箱で見えませんが、補助席もありません。
定員表記の補助席部分が斜線になっているのは路線車用ですね、本来。
さらに、トータルの定員が1名増えて45名となっており、運転士さんの分が加算されています。
いつ貼られたのか分からないんですが、13102号車の定員表記は見所たっぷり。
まあ、17114号車は17114号車で定員表記がイレギュラーなんですけどね。

新島々の3桁仕様はアルピコの中でも一番早く貼られた部類なんですが、
最近になって2枚目が右上に貼られていて、こちらは社番5桁表示、
正座席と補助席が空欄になっていてトータルの定員は運転士さん込み。

2枚貼ってある車は他にあるのでしょうか?
定員が貼られるようになって間もなく3年、色んなパターンが出てきて面白いです。


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