10/14の長野―松本直行高速バス

2019年10月20日 09:00

台風19号災害の爪痕が凄い長野市です。
幸いな事に私の家の周辺は全く何もなし。
しかし、知り合いには床上浸水の方もいたりして、
ここまでの災害が長野市で起こるというのは全くの予想外です。

12日深夜から千曲川の越水は各地で起こっていて、
どちらかと言うと佐久・上田・千曲の被害が大きい印象でした。
田中橋の橋台の崩落などもありましたしね。

しかし早朝に起きてみるとテレビは長野市穂保の映像ばかり。
昼には上田市の上田橋の落橋。
予想外の事が起き過ぎてちょっと引いてます。

こんな状態なので予約投稿を出し切った後はしばらく記事投稿していませんでした。
何か投稿する気分になれなかったといいますか・・・・
しかしそろそろ再開したいと思います。

そんな中でも撮影には行っていました。
上信越道・長野道の通行止めが解除された14日(月祝)、
まだ篠ノ井線が終日運休の中、アルピコ交通松本本社が
長野―松本間の直行バスを3往復運行してくれました。
しかもこの日から新幹線は大幅な間引きながら長野―東京間で
運行を再開し、高速バスと乗り継ぐ事で松本―東京間も移動出来るようになりました。
ただ、高速バスが3往復しかなく、しかも松本側を起点としていたため
夕方以降に東京を出ると松本へ戻る手段が無い状態ではありました。

ただ、それでも運行してくれた事は本当にすごい事だったと思います。

私が撮影に行ったのは長野駅13:18発。
少し前にのりばに到着すると既に長い列が出来ていました。



のりばに入線しているバスの表示は「ALPICO」。
高速車ではあるのは見て分かるので「高速 松本」かと思っていましたが
途中停留所が全くない放送データが無いのでALPICO表示にしたのかもしれませんね。
行先出しちゃうと途中停留所を送るのが大変ですから。


16104号車 QTG-RU1ASCA 2016年式 アルピコ交通松本電鉄 松本営業所

1号車は16104号車。茅野へ行っていたためナンバーだけ変に新しくなっている車です。
他の便では県外高速車(それも草間号幻の華www)が入ったりもしていましたが、
この便では1号車は手堅く県内高速車でした。これが一番詰め込めますからね♪



直行 松本⇔長野のサボです。合庁直行便・県庁直行便は通常便でも存在し、
直行便のサボはありますが、今回のサボは10/14限定です。
何せ長野駅―松本BT間ノンストップなんですからね。

1号車の16104号車は定刻より数分早く出発していきました。
もちろん満員になったためです。

続けてやってきたのは・・・・


14026号車 QRG-RU1ASCA 2014年式 アルピコ交通川中島バス 長野営業所

また「1330番」!??
と思いましたが、こちらは長野ナンバーのほうの1330番。アルペン大阪号でした。
あの乗客の列には大阪線も含まれていたんですね。
長野道が開通しているので名古屋・大阪方面も再開していたのを忘れていました。

そして上の写真には既に松本線2号車が入線しています。


13704号車 QRG-RU1ASCJ 2013年式 アルピコ交通松本電鉄 松本営業所

松本の非LED行灯貸切車です。
この車両が長野駅7番のりばに入線しているというのは
超激レアシーンなので雨の中ですが上から撮ってみました。

この車両も満席で出発していったものと思われます。


16741号車 QTG-RU1ASCA 2016年式 アルピコ交通松本電鉄 松本営業所

続けて3号車です。こちらはLED行灯装備の貸切車ですが、
1号車同様にALPICO表示でした。
まあ、こちらも松本の貸切車という時点で7番のりば入線はレア。

この車両は実は1号車が出て行った後に長野大通りを南下してきて
長野BT方面へ右折していったんですよね。
この日はもう路線バスもほぼ通常運行に戻っており、
多数の松本線を一気にBTに置いておけないという事なのか
東口のユメリアバスパークから来た可能性が高そうです。

こうして3号車まで出して13:18発の便は長野を出ていきました。
JR東日本が今月中の北陸新幹線全線復旧を目指しているという報道もありました。
交通インフラを守るという現場の皆さんの努力には本当に頭が下がるばかりです。
これからも私はバスを中心に見守っていけたらと思います。

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