40186号車の小変化

2016年12月21日 09:00

本当に小さい事ですいません(汗



この写真を見て違和感を感じる方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
アルピコグループが上高地輸送用に導入した路線ボディ車には、とある特徴がありました。
今の40186号車にはそれがありません。



こちらは40187号車の昔の姿。低公害車ロゴが変更される前。
ちょっと小さいんですが、その特徴はバッチリ写っています。


上高地輸送に使用する車両というのは、上高地の冬季閉鎖期間は他の路線や他の地域の路線に入っています。
閉鎖だから使わない、というわけにはもちろんいきません。
上高地以外の一般路線というのは、うしろのりあとばらいが基本。
しかし、上高地には前乗り前降りです。後扉は乗降用ではなく荷物扱い用。

その都度扉脇の案内表示を変えていたのでは効率が悪いと考えたのか、
松電の上高地用車両は扉脇に小型の窓があり、幕式で転換可能な案内表示となっていました。
ブルーリボンHIMRもそう、西工58MCもそう、その前の7Eもそうでした。

ブルーリボンシティHIMRの4台は幕式にはならなかったものの、
サボ式ですぐ切り換えられるようになっています。
このブルーリボンシティHIMRについては夏季応援のために川バスも2台導入しており、
長野で乗降案内がサボ式という不思議な仕様でもありましたw

40186号車はサボ受けごと撤去され、普通のピクトグラム入りステッカーになっています。
これで上高地に行く事は完全にありませんね(もう何年も行ってませんがw)。
この仕様変更が40187号車にも波及するのか、それとも偶々なのかは分かりませんが、
公式側にも目立つ識別点が出来たのは、ある意味ではありがたいことです(笑

関連記事