屋代線実証実験の結果

2010年10月27日 19:45

今日の県内ニュースで屋代線実証実験後の検討委員会の会合があったようで、
その内容が報道されましたので、聞いたまま書きます。
間違ってたらすいません(汗

これまでは『累積赤字が50億円超で、単独での存続は難しい』とされていました。

実証実験の結果、バス増発を行った8・9月は1日平均1,200人の利用があって、
利用者数は10%の増加となったものの、目標であった27%増には大きく届かなかった。

○社会的効果の試算の結果○
・今後30年間、鉄道を維持すると1億3,000万円の赤字
・いまバスに置き換えると今後30年間で19億2,000万円の黒字

新しい運行形態として上下分離方式(※)も考えられるものの、
行政の負担は今後10年間で30億円にものぼるとも言われているため、
現状ではバス代替のほうが費用対効果が高いと見込まれるようで。

これらの結果を踏まえ、年度内に結論を出すそうです。

※上下分離方式とは、設備を行政が所有し、運行を事業者が行うという方式。
事業者の負担は大幅に軽減されるため運行維持が見込まれるものの、
屋代線の場合、老朽化した設備を引き受ける行政の負担が大きくなる。




う~ん、これは今年度中に・・・・って事もあり得ますね(汗
今後も屋代線の動向にはしっかり注目していきたいと思います。
バス代替になれば色々と変化が起きそうですしね。

>実証実験の速報値の記事はコチラ

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