ダブルアルピコ仕様なセレガSHD

2016年12月03日 09:00

シャトル運用を終えて新島々に下りて来た27101号車。
ハイシーズンはこういう豪華な車両もシャトルに加わります♪


27101号車 PKG-RU1ESAA 2007年式 アルピコ交通松本電鉄 松本営業所

27101号車はこの部分を見ておかなければなりません。
恐らくアルピコ交通の中でこの仕様になっているのはこの車だけではないかと。



元々貼ってあるアルピコハイランドバス社名の上にアルピコ交通社名が追加されています。
いわゆる「ダブルアルピコ状態」ですw
こうして並べてみると、フォントが違うのもハッキリ分かりますね。

ここで社名ロゴの経緯を追っていきましょう。

①09年にアルピコハイランドバスが松本電鉄に吸収合併され、社名消滅。
しかし、ブランド名としてそのまま残るため社名ロゴの貼り替え等は無し。

②11年にアルピコ交通設立。松本電鉄・諏訪バス・川中島バスの社名が消滅。
設立前に導入された車両ついては旧社名と新社名を併記する事となり、
一部車体の都合で離れて貼り付けられる車種もありましたが大半は2段表記に。
この時、「アルピコハイランドバス」は「アルピコ」の文字が既に入っているからなのか、
ブランドとしてまだ残す予定だからなのか分かりませんが、社名貼り替え等は無し。

③12年頃から少しずつですが旧社名を消してアルピコ交通社名のみの従来車が出現。
車体の補修やラッピング等の理由以外でも旧社名を剥がされ始める。

④16年春から長野支社で「川中島バス」社名消去が本格化。

大まかに羅列しましたが、アルピコ交通設立後に導入された車両は
新車・中古車問わず基本的にアルピコ交通社名のみ。
そのため、貸切車でも12701号車以降の車両は全て「アルピコ交通」。

既に「アルピコハイランドバス」が貼ってある車は11台にまで減っています。
今年春まではもっとあったんですが、春の新車に押し出された車がアルピコ交通東京に転属し、
秋にはアルピコ交通大阪へ行った車がいるため、結果的に現在11台とみられます。
(もうちょっと減ってるかもしれません・汗)

実は既に希少種に入りつつある表記なのかもしれません。

ちなみに社名と言えば、未だに松電には「アルピコ交通」社名が貼ってない車が複数います(笑
松本電鉄としか書かれていません。諏訪バスにも1台いるはずです。川バスはゼロです。

いつ貼るのかな~と思っていたら5年半が経過してましたwww
もう貼らずに引退まで行くんじゃないかと思っています。

関連記事